僕はまるで抜け殻さ



正直、私が行かなくて誰が行くの?って思ってる。
アリーナツアーが発表されて、その中に地元公演も入ってることを知ったとき嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。手の震えが止まらなかった。早起き大嫌いな私が朝一番で新聞を買いにコンビニへ行くほど嬉しかった。 
なのに現実は残酷。未だに受け入れきれてない。

私が初めて生の嵐を見たのは2006年のサンドームだったから、個人的には思い入れが強くて。あれからちょうど10年の今年に来てくれるなんて、これこそ私のための原点回帰だなんて喜んでた自分がバカみたいに思えるじゃん。
当落の日から1日足りともアリーナツアーのこと考えなかった日はないよ。心の片隅にずっとモヤモヤしたものがあって離れてくれなかった。涙で枕を濡らす夜を何回も過ごしたし、その度なんで行けないのって思った。次またいつ来てくれるかわからない、もしかしたらもう2度来てくれないかもしれないという地元公演に入れない辛さを「1回会えないだけでなんだ」ってだけで丸く収めたくない。
なにがただいまだよ、バーーカ!!ただいまにおかえりと言えないこの悔しさは、これからも彼らのファンであり続ける限りずっと引きずると思う。あの曲聴いてない。聴けない。

自然と番組見なかったり曲をとばしたり、彼らのやることを無理に全部受け入れようとしないでおこうって考えってしまったり、降りるの「お」の字まで出てきた自分に悲しくなる。担降り問題に関しては去年あたりからいろいろあったんだけど… でも楽しい時も辛い時も嬉しい時も悲しい時もずっと寄り添ってくれた5人とのかけがえのない日々をどうしても嵐担だった頃の自分の過去というかたちにはしたくなくて、降りたらぜーんぶが過去になっちゃうと思ったらどう考えても無理だなって。ワガママで自分勝手で変な意地を張ってる私を許してごめんね。
まだまだこれからも君たちと同じ夢を見させて。